自毛植毛のMIRAI法とは

男性は年齢を重ねていくと薄毛になり悩んでいる人も多く、薄毛だと相手の目線が気になったり自分に自信が持てなくなってしまいます。薄毛を解消する方法として育毛剤や発毛剤を使う人もいますが、育毛剤などは効果が全く無いとは言えませんが、なかなか満足のいく効果を得られないのが実情です。しかし薄毛を確実に改善できる方法があり、それは何かと言うと自毛植毛です。自毛植毛とは、自分自身の薄くなってしまった部分に自分自身の毛髪を移植して、薄毛を解消するといった医学的根拠に基づいた治療法の事で、効果もきちんと医学的に認められていて、日本皮膚科学会が発表したガイドラインにも薄毛の改善策としてすすめられています。自毛植毛の特徴は自分自身の毛髪を移植する為、拒絶反応がなく、また自分自身の髪の毛なので、カツラや人工毛のような不自然さも無い為、とても自然に仕上がります。また一度肌に定着すれば、半永久的に髪の毛が生え続け、カツラや増毛法のようなわずらわしいメンテナンスや維持費用も一切必要ありません。そしてなによりカラーリングをしたり、パーマをあてたり色々な髪型を楽しむ事ができ、欧米では薄毛治療の選択肢として第1に考えられているほどなのです。

親和クリニックで行われている自毛植毛のMIRAI法の仕組みとはどういうものかというと、後頭部や側頭部からパンチとよばれる器具を使用し、一株ずつ髪の毛を採取し、植毛部分に植え込んでいくと言うものです。MIRAI法の特徴は最先端の医療技術と高度な技術で、術後の痛みが少なく腫れもなく、手術後の回復にかかる時間、すなわちダウンタイムもほとんどありません。患者の身体への負担を考えたやさしい施術で、世界トップクラスの高密度移植が親和クリニックでは行われています。世界最小のマイクロパンチブレードで、より自然でボリューム感のある仕上がりになり、高度な医療技術をもった医師が施術を行うので一日で大量の毛髪を移植する事が可能です。次世代型の手術と言われるMIRAI法は、従来のメスを使ったものとは異なり、管状の医療機器を使って毛根から直接吸引し、髪の毛を採取するので、後頭部や側頭部を切除し縫合する必要がなく、術後の痛みや腫れも少なくてすみます。熟練の医療技術をもつ医師とナースのチームで施術を行う為、世界でもトップレベルの早さで約10000本の移植が可能です。短時間の手術なので患者の身体への負担も減らせ、アメリカの手術の約4分の1の時間で多くの移植が可能な手術が行えるのは国内では親和クリニックだけです。また手術時間の短縮は患者の身体の負担の軽減だけでなく、毛の定着率も高くなると言うメリットがあります。手術の流れとしては、まず後頭部や側頭部からマイクロパンチブレードという医療器具を使って、毛髪を吸引採取していきます。メスで切らないので傷は目立ちませんし、採取した跡も数日で小さくなりほとんど分からなくなります。次に、世界最少径のマイクロパンチブレードを使って、髪の毛の流れや仕上がり後を考えながら移植をする部分を作っていきますが、その際に極小のマイクロパンチブレードを使っているので、1平方センチメートルあたり約250本という高密度の毛髪移植が可能です。さらにより細かいデザインが可能で、ボリュームのある仕上がりが可能です。そして、グラフトセッターという器具を使用し空気圧を利用して髪を移植していきます。その際、ピンセットでつかむ事も無いので短時間で移植が出来ます。移植された毛髪も肌への定着率が約95%と非常に高く、こうしてボリュームのある自然の美しい出来になります。しかし移植されても術後すぐに髪が生えてくる訳ではありません。髪が生えそろうのには約6~8ヵ月程かかります。移植された毛髪は通常の毛髪と同じように、発毛と脱毛を繰り返し、自分自身の毛として半永久的に生え続けます。この技術は男性だけでなく近年薄毛に悩む女性にも可能です。

こうした自分の髪の毛を移植する手術は決して費用は安くありません。そしてどこで受けても結果が同じというわけでもありません。技術が非常に重要になってきます。豊富な手術数と確かな技術を持った毛髪治療専門のプロである医師がいるクリニックを選ぶ事が後悔しない大きなポイントの一つなのです。

植毛ロボットARTASのメリットとデメリットについて

現在では自毛植毛手術の方法にも多くの選択肢があり、少しでも生着率を高めるため各クリニックはしのぎを削っていますが、その中でも最新鋭の技術のひとつと言えるのが植毛ロボットARTASで、ドナーの採取を機械が行なうことに最大の特徴があり、それに伴うメリットもデメリットもあるため、仕組みを十分に理解した上で植毛手術を受ける必要があります。

 

ARTASは広い意味では、メスを使わないFUE法と呼ばれる植毛手術の一種で、ドナー採取の際に皮膚を帯状に切り取るのではなく、小さな穴を開けて毛根ごとくり抜くという方式であるため、縫合の跡が残らないというメリットがある反面、採取するとき毛根を傷つけてしまう可能性が高いことや、ひとつひとつ穴を開けるので時間がかかり、医者にも患者にも大きな負担をかけることがデメリットでした。そこでドナー採取を機械に任せようというのがARTASの発想で、4つのCCDカメラが1秒間に50回の撮影を行なって頭皮の状態を把握し、モニター上で医師のチェックを受けながら、精度の高いロボットアームが的確に毛根をくり抜けるようになっているため、経験の少ない医師でも毛根を傷つけず、一度に大量のドナーを採取することが可能です。
どんなに熟練した医師でも何百というドナーを採取していれば、いずれは疲れて正確性が落ちてきますが、ロボットは疲れるということがなく、数の多いドナーでも一定のスピードで施術できるため、手術時間を短縮でき患者への負担も軽くなる上に、一本一本のドナーを正確にくり抜けるので、誤って毛根を切断してしまう可能性が小さく、それだけ生着率を高められるというメリットがあります。自毛植毛は髪の毛全体の本数を増やせるわけではなく、ドナーを一本でも無駄にすることは痛い損失になりますが、植毛ロボットはこの点で有利なだけでなく、メスを入れた跡が残らないとか、痛みが少なく傷の治りが早いといったFUE法の長所も備えていて、手術後のことが気になる方にも支持されています。
なおARTASでもロボット化されているのはドナーを採取する部分だけで、かつては毛髪を植えこむ部分までロボット化する試みはありましたが、どうしても生着率が低くなってしまう欠点があって、最終的には医師が手作業で植毛していく方法が採用されているため、技量の高い医師が在籍している症例数の豊富なクリニックを選ぶことが大切です。
現在のところARTASを導入している医療機関は、ルネッサンスクリニックなど数が限られていて、日本中どこでも手術を受けられるわけではなく、またロボットそのものの導入費用が高いため、もともと自由診療で保険の利かない植毛手術の料金が、さらに高めになりがちなことがデメリットです。またカメラで撮影するとき邪魔にならないよう、ドナー部分の髪の毛を幅広く短く刈り上げる必要があって、手術後しばらくは上手に隠さなければならないことも、デメリットのひとつと言えます。

 

腕に自信がある医師の中には、ロボットより速く正確にドナーを採取できるという人もいますが、そのような医師に出会える患者は限られていることを考えれば、誰でも質の高い施術を受けられる植毛ロボットは、安全で安心な設備と言えるでしょう。なおルネッサンスクリニックのような大手の医療機関では、ARTAS以外にも通常のFUT法など、他の種類の植毛手術を取り扱っており、また料金についてもキャンペーンなどで安くなっている場合があるので、まずはじっくりとカウンセリングを受け、それぞれのメリットとデメリットをよく把握した上で、自分自身の希望や都合に合った方法を選ぶようにしましょう。

メスを入れない手術FUE植毛のメリット

毎朝鏡を見るのが憂鬱、頭皮が見れるのが嫌でヘアスタイルを変えられない、抜け毛が怖くてシャンプーやブラッシングをどうやっていいかわからないなど薄毛による悩みは近年中高年の男性だけでなく20代30代の若年層や女性までいまや多くの人が抱える問題として良く知られています。AGA(男性型脱毛症)をはじめとした薄毛の治療補法はプロペシアなどの男性ホルモンを抑制する専門薬やそれに準ずるサプリメントなど内服薬の投与と地毛・人工毛を使ったカツラ、増毛、植毛などの手術治療、実に様々な治療方法があります。
地毛植毛といっても実にいろいろな手術の種類がありそのなかでもFUE植毛はメスを使わずにする切らない植毛方法でアメリカなどで一般的に行われている植毛方法であるFUT法との違いはドナー(後頭部や側頭部から採取する生命力の強い地毛とその毛根部分)を頭皮とともにメスによって切って採取する方法ではなく切らずに採取するというところです。FUE植毛のメリットはまさにメスを使わずに植毛できるところで、傷跡が残る心配がないためメスを使っての手術に抵抗のある方や皮膚が固く張っているなどの皮膚の状態が切ることに適していない方や皮膚の状態の万全でない方に有効な植毛方法です。

FUE植毛ではまず植毛したい部分のカウンセリングとそのデザインを患者の方と相談し植毛範囲とどのくらいの植毛配分で手術するのがよいか治療プランをたて、その後「パンチ」と呼ばれる道具を使い後頭部や側頭部からグラフト(2.3本ごとの毛の束の頭髪と毛根)ごとくりぬいてドナーを採取します。その際ドナー部分の髪は短くカットするため1000グラフト以上のドナーを採取するには一時的にスキンヘッドにする必要があり、くりぬいた後は直径約1mmの白く丸い米粒大の傷跡が多数残りますが術後も縫ったりなどは特にせず自然に治るのを待ちます。手術は心電図、血圧、脈拍などのモニターを確認しつつ医師と看護師の4人から8人体制で行われることが多くドナー採取部分には局部麻酔を使用するので痛みはありません。

採取したグラフトは3種類ほどのおおまかな大きさのグループに分類し植毛予定範囲にスリットをあけより自然に見える配合を考え毛根部を傷つけないよう細心の注意を払って移植していきます。FUE植毛はメスを使わず採取したドナー部分の縫合処置もしなくてよいメリットの多い植毛方法だと言われる一方で、デメリットは髪の毛をパンチで毛根からくりぬいて採取するため採取した毛根部分を傷つけるショックロスが起こりやすく、ショックロスのドナーを植毛しても定着率はほぼ0にちかいといわれており自分の大切な髪の毛を無駄にする確率の高い植毛方法であるともいえ、ドナーの定着率が人によってちがうため一回の手術で満足が得られにくく、またドナーグラフトをくりぬいた際に白く丸い米粒大の傷跡がのこるので術後に髪を伸ばすヘアスタイルにする方は気になりませんがベリーショートやかりあげなどのごく短いヘアスタイルはこの傷跡が目立ってしまう場合があります。

しかしながらFUT植毛・ストリップ法植毛にくらべ横一直線の大きな傷跡ののこるリスクはありませんしカツラや人工毛による増毛・植毛によってかかる維持費やプロペシアやサプリメントなどを継続して購入する費用がかかることがないのでその点ではAGAなどの薄毛治療費の予測がたてられる点もメリットであるといえるでしょう。この移植技術は熟練した医師の技術が必要となるため植毛の専門医療機関を選ぶことと、その後の定着率を上げるためにもアフターケアの万全な信頼のおける医療機関であることを十分に確認して選択することが大切です。なお、植毛に関しては最新技術として、ロボットを用いた植毛手術が開始されており、湘南美容外科が運営しているルネッサンスクリニックのARTAS(アルタス)植毛が注目を集めています。

毛根植毛の方法とそのメリットとデメリットとは

毛根植毛とは、自分の毛を側頭部や後頭部から帯状に皮膚とともに毛根ごと切り取り、髪を増やしたい部分に移植する手術をすることをいいます。カウンセリングを行い、薄毛の診断と希望に合った形を決めていき、毛根を切り取ることから始まり、採取した毛根を株分けという作業で、1毛根、2~3毛根、3毛根以上にそれぞれ分け、移植する部分に合わせることができるようにしていき、その後、毛根・毛乳頭を移植していきます。切り取った部分は極力目立たないように縫合し、縫合する糸も吸収糸を使う病院もあり、移植の際には、その人の持つ髪の毛の流れなどに合わせながら、自然な形に仕上げていきます。

 
この毛根植毛のメリットとしてあげられることは、自分の毛を植毛するため、とても自然な仕上がりになるということであり、自分の細胞を移植するということは、移植時における炎症反応や異物反応などの心配が少ないということになります。また側頭部や後頭部から採取するため、頭頂部が薄くなってしまうようなAGAで悩む人には有効的な方法となり、つまり、薄毛というものは、ほとんどが頭頂部に出るものであり、側頭部、後頭部はほとんどの人が薄毛になることがないことから、移植をしたのにもかかわらず、また薄毛に戻ってしまうということもありません。

 

 

またかつらとはまったく違って違和感がない上に、装着する手間やうっとうしさもなく、特に日々のメンテナンスなども必要がないうえ、それまでの生活通り、シャワーを浴びたりプールで泳いだり、スポーツで汗をかいたりすることもでき、長い目で見ると、ランニングコストは一切かからないこともメリットのひとつといえます。毛根・毛乳頭を移植した毛は一度抜け落ちてしまうことがありますが、毛根自体が生きているため、しばらくすると新しい毛が生え始め、その後2~6年間は生え続けて、最終的には90%以上の定着率があるといわれており、最初は細い毛であっても、生え変わるごとに徐々に太い毛へと成長していきます。
デメリットとしては、自毛を移植する外科手術となるため、初期費用が高くなるということで、病院や植毛の範囲・数量によって金額は違いますが、およそ50万円から150万円前後の費用が必要だということと、頭皮をうすく切り取るため、術後の痛みやむくみなどが人によってともなう場合があるということです。また、一度にたくさんの植毛はできないため、2~3回に分けて移植を受けることになり、株分けも毛根を傷つけないようにするために手作業で丁寧に行われ、移植も一本一本おこなわれていくので手術自体に時間がかかり、移植の範囲が広い場合は回数も多く、また抜糸などがある場合などを考えると、通院するためにその回数や時間を見ておかないとなりません。
また、毛根を採取するために切り取った部分の傷跡は、目立ちはしないもののわずかに跡が残りますので、短髪にする時には注意が必要となり、移植手術後は、頭部に手術痕がかさぶたとして残るので、外出の際にはきれいになるまで帽子などが必要となり、全ての髪の毛が生えそろうまでには、個人差がありますが1年半ほどかかるということがあげられます。
毛根植毛を行った後は、特に外科的治療を行ったという点と定着率を高めるという点において、アフターケアの方法は重要となり、きちんとした対処をしなければ、せっかく移植した毛根が定着せずに抜け落ちてしまったり、不衛生な状態にしてしまったために、術後の傷口から細菌が入り込み感染症などを引き起こしてしまい、傷口の炎症や化膿の原因となってしまいます。
移植をした当日は、髪を洗わないこと、その翌日には術後の経過を診察してもらうこと、翌日以降に髪を洗う時は刺激を与えないようシャンプーを使わず、ぬるま湯のみで流し、許可が下りた後においてもシャンプーで優しくなでる程度にしておくこと、2週間程度たてば毛根が定着してきますが、なるべく優しく洗髪するようにすることが大切です。

FUT植毛とは

男性にとって薄毛というものは年齢とともに深刻なコンプレックスであり、以前は薄毛になってしまうとかつらを使用するかそれともそのまま潔く自分の姿を受け入れるかしか方法はありませんでしたが、最近は自毛植毛の技術がめまぐるしく進化し有名人も植毛を利用する時代になり、薄毛で悩む方にとってはコンプレックスを克服できるようなってきました。しかし自毛植毛は実際にどのように行うのか、どのような種類があり、どの方法が自分にとって合っているのか、自毛植毛後はどのように生活をすればよいのかを知っている人は少ないのではないでしょうか。

FUE法、FUT法、自動植毛機、単一植毛法など様々な種類の自毛植毛の中でも、今回は「FUT植毛」という方法についてピックアップして、その方法からメリット、デメリットを踏まえた特徴について説明をしていきます。植毛手術はどの方法でも、ドナーと呼ばれる移植毛を採取し、ドナーを株分けして、移植毛を植え込みという過程は共通していますが、その過程一つ一つの方法が違うのです。FUT法はストリップ法とも呼ばれ、自毛植毛の主流である方法で日本でも数多くの植毛クリニックが取り入れている方法で、後頭部にメスを入れて髪の毛を帯状に切り取るという方法でドナーを採取し、切り取った帯状の頭皮を1~4本の株に切り分けて、薄くなった部分にスリット(切り込み)を入れて、切り分けた株を植えこんでいくという方法です。
この方法のメリットは、定着率が高く世界中で広く普及されているため症例も多く安全であり実績があるということ、休止期の毛根が発毛する可能性も高いこと、仕上がりが極めて自然であるということがあげられます。一方のデメリットは、ドナーを採取する際に頭皮に傷跡が残ってしまうこと、顕微鏡下で1本ずつ作業を行うため時間がかかり医師によって熟練度が異なってしまうことです。
ここ数年で急激に日本のクリニックでも取り入れられている人気の手術法にFUE法というものがあり、FUT法で頭皮に傷が残ってしまうことが気になる人にとって、こちらの方法はメスを入れることなく間引きしながらドナーを採取するため傷が残ることがないということが喜ばれています。しかし、FUT法に比べて、広範囲のドナーをいっきに採取することができないためドナー採取に時間がかかるため広範囲の植毛には向いていない、毛根の切断率が高く発毛率が低い、費用がFUT法よりも1.5倍ほ高いということがデメリットとしてあげられています。なお、傷跡が残りますが更に定着率が高い植毛手術としてHair Moving植毛法という方法があります。ドナーを1本1本(毛包単位)、手作業で丁寧に切り分けます。このHair Moving植毛法はAGAスキンクリニックで受けられます。定着率だけではなく、コスト感や傷跡など、多角的に比較して植毛方法は決定しましょう。
また植毛をした際に面倒なアフターケアは必要はありませんが、移植毛の定着率を高めるために植毛後1週間ほどは長時間の入浴や激しい運動、飲酒、タバコなどを控えとよいといわれています。また植毛後の通院はFUT法の場合抜糸が必要となるため、術後10日から2週間後に必要ではありますが、それ以降は1~2か月後に経過観察のために診察をうければトラブルがない限り、そこで通院は終了となりますが、医師によってその指示は様々です。
以上のようにFUT法にメリット、デメリットがあるようにここでは紹介していない植毛法もそれぞれに特徴があり、どの方法が一番よいのかは人それぞれであるため一概には言えず、クリニックによっても、あるところはFUT法を得意とし、あるところでは単一植毛法を得意としているなど、それぞれの特徴があります。自毛移植を考えている方は、自分にとってどの方法が一番合うのか、それぞれの方法のメリットとデメリットなど自毛植毛についてのある程度の知識を身につけ、また信頼できる医師とめぐりあうためにもまず医師とのカウンセリングから始めてはいかがでしょうか。

人工毛植毛のメリットとデメリットとは

薄毛の改善方法にも様々な種類がありますが、特に医療機関による治療は効果的で、良い改善が期待できることで多くの人が治療に訪れています。そして治療にも様々な種類があり、初期の脱毛の場合は医薬品による治療が効果的で、毎日服用する、頭皮に直接つけることで良い改善が期待できるもので、費用の負担も比較的少なく、続けやすい治療として知られています。

 
そして、医薬品による治療はどちらかというと若い世代やまだ軽度の薄毛に良い改善が期待できますが、かなり進行している人や年配の人には良い改善が得られない場合もあり、そうした場合は他の治療方法が検討されることとなりますが、毛髪密度をあげる治療としては植毛治療が有効で、この方法にも本人の髪の一部を移植する自毛植毛と、自毛を採取せずに、人工毛を植え込むことで髪を増やしていく人工毛植毛で対応する方法があり、それぞれの希望によって治療方法が選ばれることとなります。それぞれ治療方法は違いますし、メリット、デメリットもありますので、そのどちらも理解し、最適な治療方法で髪の悩みを改善していきましょう。

 

 

植毛治療は今は自毛植毛がポピュラーとなっていますが、それ以前は人工毛による植毛がよく選ばれており、今もこうした治療を希望する人も多いですが、治療を行なう前に知っておきたいのは、そのメリットとデメリットです。まず人工毛植毛のメリットとしては、すぐに理想のボリューム、長さが得られることがあげられ、自毛植毛のように髪が成長するのを待つ必要がなく、すぐにボリュームアップが可能で、しかも、髪を採取する手術も必要もありませんので、傷跡も残らない、ダウンタイムが短く済む、施術の時間も抑えられるなどがあげられます。

 
すぐに髪のボリュームを取り戻したい場合、カツラでは満足できないという場合は良い方法と言えますが、やはり欠点もあり、まず本物の髪ではありませんので、やや不自然な仕上がりになること、本物の髪ではありませんので、抜けてしまうと生えてくることはなく、メンテナンスが必要で、良い状態を保っていきたい場合は意外と維持費が高くつく、さらに人工毛は異物ということで、拒絶反応が置きやすく、せっかく治療を行なっても、髪がうまく定着しないということも少なくないものです。

 

 

人工毛植毛はかつらとは違いますので、ずれる心配もなく、ムレなどもかつらと比べて少ないですが、やはり本物の髪と同じというわけには行かず。ヘアカットやパーマなど髪型を変えるときにも気を使う必要があり、その後の手入れも専門のサロンで行う必要もあります。自毛植毛の場合は定着するまでに時間がかかる、毛髪を採取する手術が必要など効果を出すまでにそれなりの時間も必要ですが、そのかわり、一度定着した髪はずっと伸び続けてくれますので、人工毛のように抜けたらまた植え込むなどといったメンテナンスの必要はなく、基本的にメンテナンスフリーで、髪型が自由に楽しめるのもメリットと言えるでしょう。

 
治療にはそれなりの費用は必要となりますが、その後の維持費はほとんど必要がないこともあり、長い目で見るとコストパフォーマンスの高い治療で、以前は髪の採取に髪を皮膚ごと切り取る必要がありましたが、今はより負担の少ない治療が行なえるようになり、皮膚を切り取らずとも髪を採取できるようになっています。自毛の場合は自然な仕上がりになることも魅力となっており、本物の髪が復活できる治療であることが人工毛とは違うところです。自毛植毛、人工毛植毛どちらも、それぞれにはないメリットもあれば、欠点もありますので、良い点、悪い点どちらもをよく理解し、最適な方法で髪の悩みを改善していきましょう。

植毛手術の費用とは

多くの男性の方で悩んでおられる方が多いのが、「毛が薄くなってきて頭皮が透けて見える」、「髪の毛が細くなった、少なくなった」などの「髪の毛の量が減ってきてしまう症状」ですが、これらの「薄毛」と呼ばれる症状の原因には、「AGA」とも呼ばれる「男性型脱毛症」というものが挙げられます…「AGA」の症状が表れるのは、男性ホルモンの影響や遺伝、日常生活でのストレスなど、個人個人によって様々な原因があるとされていますが、これらAGAの症状を改善させる方法の一つとして、植毛手術や内服薬による治療が有効であるとされています!…では、これらの治療を受けるのに、治療の種類などはどのようなものがあるのでしょうか…?また、それにかかる費用はどれくらいになるのでしょうか?

まず植毛手術の種類ですが、施術してもらうクリニックによっても異なりますが、約10種類ほどの様々な方法があります。この10種類もある中で、とくに代表的な施術方法は、「FUE法」、「FUT法」、「自動植毛機」、「単一植毛法」の4種類となっています。「FUE法」は、メスを使わずにできるので線状の傷痕が残りにくいことがメリットの方法ですが、広範囲の施術には向いていないため、他の方法と組み合わせて使用されることが多いようで、1000本単位の施術の場合、約80万円前後かかります。「FUT法」は、アメリカなど海外でも、もっとも人気のある施術方法です。

毛根の定着率が高く、仕上がりも自然、なおかつきれいです!顕微鏡を使って一本一本植毛を行うため、時間がかかることが少々デメリットだと言えますが、見た目に美しく仕上がり、約50万円前後の費用でおさまりますので、「初めてで不安がある…」という方は、この方法から検討してみるのが良いかもしれません。「自動植毛機」は、別名で「ストリップ法」とも呼ばれる方法で、植毛専用の機械を使って行われるため、時間もあまりかからずに施術を行うことが可能ですが、機械で行うため、どうしてもピンポイントでは希望の場所に植え込みがされない場合もあり、毛根の定着率が弱い場合もある、ということがデメリットです…費用には約50万円前後かかります。最後に、「単一植毛法」は「ニードル式」とも呼ばれる方法で、植毛専用の針で、頭皮への穴あけと植え込みを同時に行います。一本一本植毛していくので、髪の毛の生える向きを希望の向きにすることができたりと、きれいで自然な仕上がりになります!時間と手間がかかるため、少し値段がかかりますが、傷も残りにくい施術方法で、費用は約80万円前後かかります。

いずれの施術を受ける場合にも入院をする必要はなく、生活する上でのいくつかの細かな制約はあるものの、翌日から普段通りに生活を送ることができます!しかし、なれない長時間の手術で身体が疲れてしまう場合もあるため、施術の翌日は身体をよく休める方が良いでしょう。また、手術の他に有効と言われてるのが内服薬での治療方法です。内服薬は、飲み始めてから効果が出るまでに少し期間が必要なため、なるべく早めに病院で医師の診察を受けて、適切なお薬を処方してもらうことが大切です。この場合に処方されるお薬は、薄毛の原因となる「悪玉男性ホルモン」の生産を抑えるフィナステリド錠(プロペシアとも呼ばれます)が処方される場合が多いようですが、病院によっては、患者さんの状態によって、より育毛効果を高くするビタミン剤や抗炎症効果のあるもの、発毛剤や育毛剤などを合わせたものが複合的に処方されるようです。効果が出始めるには最低でも半年から1年以上と言われており、気長に治療をする必要がありますが、治療コストが大幅に抑えられる点では非常に有効です。AGAクリニックを検討したい場合には、「おすすめAGAクリニック比較ランキング あのAGA病院の口コミや評判は?」で、有名AGAクリニックのクチコミや評判をチェックできるので、AGAクリニック選びの参考にしてみてください。

とにかく、AGAは何もしなければどんどん禿げる、進行性の病気です。まずは無料のカウンセリングを受けることから一歩を踏み出すことが重要です。